自然素材の塗り壁の価格はクロスと比べてどれだけ高いの?4つのポイント
2016年 7月 12日 自然素材の家
クロスというとほぼビニールクロスを指し、そのカテゴリーの中にいろんな色やパターンがあります。
では、塗り壁と言うと、カテゴリー的に1つでは無く、数種類あります。
漆喰、砂壁、聚楽など、かつては当たり前に使われていた塗り壁です。
近年は珪藻土も出てきました。
今や、日本の建物の9割ともいわれるビニールクロスに取って代わられてしまいましたが、昔から使われてきた自然素材の塗り壁は湿気の多い日本の風土に合ったものでした。
自然素材の方がいいとはよく聞くけど、いったい、どれだけの差額で自然素材の塗り壁が実現するのでしょうか?
4つのポイントから考えていきます。
1.自然素材の塗り壁の価格とビニールクロスの価格は?
自然素材や塗り壁がいいものだとは分かっていても、価格がネックで踏み出せない人がいます。
自然素材、昔は当たり前にあったものですが、今ではすっかり高級路線で自然素材100%の衣料品や食品は高価だったりします。
数が限られた自然のものとは逆に人工的に作られる工業製品は安価でどんどん普及しています。
ビニールクロスがここまで広く普及した理由は、値段の安さ、施工のしやすさにあります。
2.ビニールクロスの価格は塗り壁に比べてどれくらい安い?
では、広く普及しているビニールクロスの相場はどれくらいなのでしょうか。
ビニールクロスといっても、価格に開きがあります。
材料の価格帯は、おおきく分けて二つ。
普及品とよばれる平米単価500円ほどのクロスと。
中級品とよばれる平米単価1000円ほどのクロスです。
普及品は賃貸のアパートやマンションなどで使われていてほとんどが無地です。
中級品は色も柄も山のように種類があり分厚い見本帳を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。一般的には中級品の中から選びます。
そして、材料費に加えて施工の費用がかかるわけですが、平米単価700円程度です。費用は地域や依頼する面積によっても様々です。
3.自然素材の塗り壁は、ビニールクロスの何倍高い?
ビニールクロスの材料費や施工費用に開きがあるように塗り壁の価格も、その質によって価格にバラつきがあります。
「ビニールクロスの何倍の価格だったら、塗り壁にしたいですか?」
以前オズコンセプトで行ったアンケートではビニールクロスと比較をして1.5倍から2倍くらいの金額で塗り壁にしたいという回答を頂きました。
ですが正直なところ2倍程度の価格差で塗り壁にするのはとても難しいのです。
4.コストパフォーマンスを考えれば、自然素材の塗り壁は高くない。
探せば安価な塗り壁もありますが、商品を選ぶ際はぜひ塗り壁にしたい動機を整理してみて下さい。
塗り壁なら何でもいい!という方は別ですが、塗り壁を望む人の多くは自然素材の心地良さ、調湿機能、消臭効果塗り壁ならではのパターン(塗り模様)、陰影の美しさなど、それぞれ期待している部分があると思います。
耐久性もビニールクロスのように5年で破れて薄汚くなることはなく、経年変化の味わいが楽しめるのも塗り壁の魅力です。
価格だけを比べてしまうと高くて手が出ないと思われるかもしれません。
ですが、多くの時間を過ごす部屋の内装材。家電やキッチンをワンランク上のものにするのなら、お部屋全体の壁をワンランク上のものにしてみませんか?
そんな選択肢もあっていいと思います。
オズコンセプトでは自然に育った、自然の代名詞「サンゴの漆喰」、自然素材で作られた「珪藻土」の2種類の塗り壁を扱っています。その他、アトピッコハウスさんの「はいから小町」や「漆喰美人」「パーフェクトウォール」なども取り扱っています。
機能や見た目、予算に合わせてお選びいただけます。
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オズコンセプトは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など手に触れるところは自然素材の内装材を使って家を建てている会社です。
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また、無垢フローリングや珪藻土、漆喰、布クロスの実例なども多数ありますので、心配ごとは相談して下さい。分かりやすくお答えしていますよ。